わたしは彼女と同棲しています。
しかし、家に帰って「ただいま~」
と言っても、いつも返事はありません。
しかしある日、家にかえると
お迎えがあったのです。
ハッハッハッ(おかえり~)
もう、お分かりですよね?
そう!出迎えてくれたのは、
犬になった彼女でした。
もともと「犬みたいな顔してるな~」
とは思っていたんですが、
まさか本物の犬になるとは、思ってもいませんでした(‘Д’)
というのは皮肉で…
…おかえりと出迎えてくれたのは
グレートデン(♂)でした(笑)
のそのそと近づきこちらを見る目には、
すこしクールな印象を感じました。
わたしが驚きつつ、
よしよしと頭をなでていると
奥からもう一匹のグレートデン…
…じゃなくて、犬面の彼女が顔をだし、
「どう?買っちゃった( ̄▽ ̄)」と一言。
何の相談もなしに、ある日家族が増えて、
わたしとグレートデン(♂)、
グレートデン(人間♀)の生活が始まったのです。
この記事は、そんな流れで買われてきた、
グレートデンの値段や相場、
不安になって徹底的に調べた維持費などを記載しましたよ。
これを読めば、超大型犬を飼うにあたっての、
費用が一目瞭然です!
飼いたいという気持ちがあるかたは、
ぜひ、この記事を読んだうえで、
本当に飼えるか考えてくださいね♪
それでは、一緒にみていきましょう~♪
グレートデンの一般的な値段は?
超大型犬のグレートデン、
値段はおいくらだと思いますか?
「名前にグレートがつくぐらいだから、
もちろん値段もグレート。とんでもない金額なんじゃ!?」
とわたしは思い、彼女に問い詰めると…
「5万円」と返ってきました。
ここで、とりあえず1回怒ろうと思ったのに、
思わず「へぇ~安いね」って言ってしまいました(笑)
しかし、ネットなどで調べると
相場はピンキリで10万~50万と幅が広いです。
値段は20~30万円が一番多かったですね。
血統やカラー、性別などで、
金額がかわってきます。
ショーなどに出す容姿のよいものは、
100万円以上することもあるようです。
我が家に来たグレートデンは、
安いカラーのものだったし、生後6か月と子犬にしては、
成長していたので、相場よりも安かったのではないかと思います。
では次に、そのカラーについて説明してみますね。
■カラーはどんな色があるの?色で値段に違いがあるの?
公認されている色は、以下の5つです。
- ブラック
- ブルー:
青というよりねずみ色 - フォーン:
ベージュのような色 - ブリンドル:
ベースの色に差し色がまんべんなく差し色入っている - ハルクイン:
白に黒の斑点。牛柄のような感じ
グレートデンはカラーが豊富で、
これら以外にもたくさんのパターンがあります。
ただし、公認されていないカラーは、
公認されているものより、聴覚障害や視覚障害などの
リスクが高くなっているようです。
また、公認カラーの中でもハルクインは、
他のカラーよりも障害のリスクは高いようですね。
値段に関しては、わたしが調べた結果だと、
ブラック・ブルー < フォーン・ブリンドル < ハルクイン
の順に高くなっていました。
■購入場所は?
購入場所は、主に以下の2つです。
- ペットショップ
- ブリーダー
ちなみに我が家は、
ペットショップから購入してきました。
超大型犬ということもあり、
ペットショップで売っているのは、
非常に珍しいです。
わたしは動物が好きなので、
よくペットショップに行くのですが、
グレートデンを見たことは一度もありません。
なので、ほとんどの場合は、
ブリーダーから購入となると思います。
別途購入費用は?
ペット代以外に、
購入時にかかった費用が以下の通りです。
- 狂犬病の注射費用:約3,000円
- 畜犬登録費用:約3,000円
- 健康診断:約3,000円
- 生体保障(2年):約15,000円
- 去勢手術:約20,000円
狂犬病の注射と登録は、法律によって
飼い主に義務づけられています。
生体保障は、一定の期間内で
先天的な疾患や、病気などで死亡した場合に、
返金や代わりの犬を提供するシステムです。
また、去勢手術の値段は、
犬の体重と病院によって変わります。
基本的に体重が多いほど、
手術費用も高くなるんです。
さらに、病院によって費用も違います。
我が家のグレートデンの体重は約17キロで、
高い病院だと4万円、安い病院で2万円でした。
維持費はこんなにかかる!?
物ではなく生き物なので、
買って終わりというようなことはありません。
食べ物は食べますし、
飼うにあたって必要な準備もあります。
この章では、グレートデンを
飼うにあたっての維持費について
我が家でかかっている費用を例に、お話したいと思います。
維持にかかる費用は、主に以下の4つです。
- 食費
- 医療費
- ワクチン費用
- ペットシーツ費用
ひとつ1つ説明していきますので、
一緒に見ていきましょう。
■食費
約15000円(1ヵ月)
与えているのは、
ドッグフードのみです。
餌があわずお腹を壊したため、
少し高めのものを食べさせて、15,000円になっています。
ただし、この費用は10か月と、
成犬になっていない状態でのものです。
(約2年で成犬となります)
今後体重が増えるにしたがって、
食べる量も増えるので、
食費があがるのは間違いありません(笑)
わたしの概算では、成犬だと約1.4倍の
21,000円となりました。
■医療費・保険料
次に一番おそろしい医療費です。
去勢手術の部分で書きましたが、
医療費は、犬の体重で変わってきます(;’∀’)
グレートデンは超大型犬なので、
もちろん他のサイズの犬と比べて高くなりますね。
しかも、グレートデンは、
ネットに書いてあったり、
ペットショップでも言われたそうなんですが、
胃拡張・胃捻転(いねんてん)のリスクが高いです。
胃捻転とは、膨れた胃が
ねじれてしまう病気で、
死亡のリスクも十分にあります。
治療費は、ネットで調べたところ
約30万円のようです(;’∀’)
昔は犬は保険がきかないので、
治療費の支払いが高かったのですが、
いまは犬の医療保険があります。
胃捻転以外の、
病気のリスクもありますので、
我が家では犬の医療保険にはいることにしました。
保険内容は、医療費が3割負担で済むものです。
さらに、掛け金がやすかったので、
犬が他人にケガを負わせたときの保険も一緒に入り、
合計月4000円を支払っています。
■ワクチン費用
- 狂犬病:約3000円(1年に1回)
- フィラリア予防:約10000円(5月~12月実施例)
上記の2種類は必須です。
我が家では行っていませんが、
この2つ以外にも、任意接種の混合ワクチンがあり、
費用は約6000~10000円かかります。
■ペットシーツ費用
約3000円(1ヵ月)
グレートデンは、優しい巨人や、
犬の中のアポロン神と呼ばれることもあるようです。
優しい巨人の小便を
想像してください。
巨体であるがゆえの高さから放たれる
その小便はまるで滝!
飛び散り具合もすごいため、
とてもペットシーツ1枚では足りません。
我が家の家計へのやさしさは、
微塵も感じられませんでした。
まとめ
いかがでしたか?
それでは最後にまとめますね。
相場は10~50万
(あってほぼないようなもの)
■購入時にかかる費用
- 狂犬病の注射費用:約3,000円
- 畜犬登録費用:約3,000円
- 健康診断:約3,000円
- 生体保障(2年):約15,000円
- 去勢手術:約20,000円
購入時の費用合計:約44,000円
■維持費(成犬・1年)
- 食費:約252,000円
- 保険料:約48,000円
- ワクチン費用:約13,000円
- ペットシーツ費用:約36,000円
維持費合計:約349,000円
あれ?以外に安いと思ったあなた!
これは削りに削った、
「最低限の費用」だと思ってください。
突然の病気による医療費や、
おもちゃやケージ、下痢などの体調不良で、
ドッグフードを高価なものに変えたりと別途出費があります。
わたしが一番恐れているのは訓練費用です。
大型犬なので
しつけはしっかりと行う必要があります。
しつけに失敗して訓練に出すとなると、
費用は1回で4000~5000円かかるんです。
もちろん、1回の訓練でしっかりとした
しつけはできませんので、
費用はどんどんかさんでいきます(;^_^A
どうでしょう?飼えそうですか?
あなたのため、ワンちゃんのためにも、
じっくり考えてくださいね♪
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