子犬がうんちを食べるのを見て、
「えっ、えっ!なぜに!?」
とかるくパニックになったそこのあなた。
うんちを食べるなんて行動、
ちょっと理解できませんよね?
でも、子犬の食ふんはそこまで珍しくはないんです。
行動の理由もあるていど判明しているんですよ?
そこで、この記事に書籍や実体験などから、
『犬の食ふんの理由』についてまとめました。
ぜひ、記事の情報を参考にして、
原因を探るてがかりにしてください(*^▽^*)b
それでは、一緒に見ていきましょう~!
犬がうんちを食べる(食ふん)の理由8つ!
まず、食ふんをおこなう理由について、
以下にまとめました。
- 母犬の食ふんのまね
- 好奇心・退屈
- フード(栄養)の不足・過多・成分
- うんちを隠すため
- うんちを食べてみたらおいしかった
- 食ふん前後の周囲の反応
- 寄生虫
傾向としては以下があります。
- 食ふんをするきっかけとなるのが赤マーカー
- 食糞を続ける理由となりやすいのが青マーカー
また、年齢での特徴として、
食ふんは子犬の時期にもっとも多く見られます。
これは、子犬の時期は好奇心旺盛なのがひとつの
大きな要因になっているでしょう。
おそらく、あなたも子犬の食ふんをみて、
こちらの記事にたどり着いたんですよね?
成犬以上での食ふんは子犬の時期の食ふんが、
なんらかの理由で習慣化されている可能性がたかいです。
成犬になってからの食糞は非常にめずらしく、
何らかの病気の可能性がありますので、
動物病院での受診をおすすめします。
食ふんの「なぜ?」をさらに詳しく解説!
それでは、さきほどの理由を、
ひとつ1つ詳しく説明していきますね。
あなたの愛犬がどれに当てはまるのか考えながら、
一緒にみていきましょう~(*^▽^*)b
母犬の食ふんのまね
犬には巣を清潔に保とうとする本能があります。
また、母犬の習性で子犬の排泄物の臭いで、
敵に巣を見つけられないようにうんちを食べてしまうんですね。
その母犬の行動を子犬が真似をしているのではないか、
というのが一説としてありますよ。
好奇心・退屈
子犬はエネルギーにあふれていて好奇心旺盛です。
そんな時期にうんちがめのまえにあったら、
どうすると思いますか?
そう、食べるんです!(くわえたりもします)
![犬好きA子](https://joy-support.net/wp-content/uploads/2020/06/question_head_gakuzen_girl-150x150.png)
ということは好奇心だけでうんちを食べるの?
そうなんです。
私たちと違って、
子犬にはうんちが汚いという意識はありませんし、
くさいとも感じていません。
だから、気になる匂いのするものがあれば、
好奇心で口に入れたり、食べたりしてしまうんです。
ペットショップでよく食ふんをみるのは、
ほとんどが子犬なのと飼育環境に刺激がすくなく、
退屈なのもひとつの要因でしょう。
フード(栄養)の不足・過多・成分
フードが食ふんの原因になる場合は、
まずシンプルにフードが足りずに食べてしまうパターン。
次に、フードをあげすぎでうまく消化できず、
うんちの臭いが強くなり好奇心を刺激して食べてしまうパターン。
さいごに、フードの喰いつきをよくするために、
入っている香料の匂いがふんからして食べてしまうパターンの3つがあります。
ちなみに、飼い犬がフードの不足で
食べてしまうパターンは稀(まれ)なようです。
ちなみに、わたしが子供のころ飼いだした野良犬は、
他の犬のうんちやミミズなんかもバクバク食べていました。
野生の厳しい環境にいた犬なら、
フード不足による食ふんはそこまで珍しくないかもしれません。
うんちを隠すため
もしかして、トイレトレーニング中に
食ふんが発生していませんか?。
失敗したときに叱ってしまうと、
犬は「排泄物を飼い主に見られると怒られてしまう」と、
理解してしまうことがあります。
そこで、飼い主からうんちを見られないように、
食ふんすることがあるんです。
あなたが見ているときは排泄しなかったり、
あなたが排泄物を見ると犬がしょんぼりしているなら、
隠すための食ふんかもしれません。
詳しくはこちらの記事に記載していますので、
こころあたりがあれば読んでみてください。
うんちを食べてみたらおいしかった
これは理解しがたいかもしれませんが、
意味は分かりやすいですね。
なんらかのきっかけで口にしたうんちが、
犬の味覚とマッチしてしまったということです(;^_^A
これが理由になっている場合は、
食べるたびに報酬を得ていることになりますから、
どんどん行動が強化されます。
腰を据えての対策がおすすめです。
食ふん前後の周囲の反応
食ふん前後にあなたは、
どういった反応をしていますか?
飼い主の反応で食ふんが強化される
よくあるパターンは2つ。
ひとつめは、うんちで遊んでいたり、
食べているときに急いで片づけようとして、
よりうんちへの執着が増すパターンです。
「飼い主に取られる!!」と思って、
取られまいと急いで食べるようになったり、
片づけようとするとうなったりするようになります。
ふたつめは、周りがさわぐのが楽しくて、
繰り返すパターンです。
「ぎゃぁ~!!」「ひっ!!!」「うわっ!!」
なんて、さわいだりしていませんか?
食べたり、くわえたりしたあとに、
あなたの反応を見てしっぽを振って喜んでいたりしたなら、
その反応が理由になっているかもしれません。
寄生虫
寄生虫によって消化吸収不良が起こり、
不足した栄養を補うために食ふんを行うことがあります。
しっかりと食ふん対策しているのに、
改善の傾向が見られない場合はこちらも気にしてみてください。
うんちに虫がついていないか、
硬さ・形がおかしい、排泄時のしぐさ(排泄がしにくそう)など、
チェックしてみましょう。
うんちに異常がみられるときは、
そのうんちをもって動物病院に受診するといいですよ。
食ふんのリスク・対策は?
いかがでしたか?
食ふんは子犬の時期がもっとも発生しやすいです。
その理由は好奇心・退屈からくるものが、
もっとも多いと思われます。
常に食べるという状態でなければ、
多くは子犬の成長と共になくなる可能性が高いです。
とはいっても、食べた口で顔をなめられたら、
なんて考えたらきついものがありますよね?(笑)
他の犬のうんちを食べるようになると、
そこから寄生虫に感染してしまうリスクもあります。
なので、食ふんの常習度合いにあわせて、
対策するのがいいかもしれません(*^▽^*)b
対策方法やアイテムについては、
また別記事にて紹介しまうすので少しお待ちください。
ではでは~!
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