犬への体罰(しつけ)に効果はあるの?あなたの考え犬とズレてませんか?

しつけ

犬-反省しない
犬が悪さしたんで叩いて怒ったんだけど、
反省している雰囲気がない…。

体罰って本当に効果があるの?

先に言っておきますと、
罰でしつけても効果はあります。

ただ、飼い主さんが思っている
効果とは大きな 「ズレ」があるんです。

かくいうわたしも、
ネットでしつけ情報を調べて実践するも、
望むような効果は得られませんでした。

なんでなんだ?と半年以上悩み続け
とある本に出会い、やっと体罰で犬が
どう考えているのかがわかって、
行動が理解できるようになったんです。

この記事は、そんなわたしの実体験から、
勘違いしやすい罰の効果について
詳しく書きました。

飼い犬へしつけを行うさいに、
大いに役立つ内容となっていますよ。

それでは一緒に見ていきましょう~!

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問題行動と行ったしつけ方法は?

まず、わたしの飼い犬の問題行動と、
行ったしつけ方法(体罰)を簡単に紹介しますね。

わたしがしつけで治そうとしたのは、
飛びつき&咬みつきです。

散歩中に急にガフガフと興奮しだし、
長い足を前に突き出して飛びつき、
顔面にヒットさせてきます。

制止しないと、何度もしてくるので、
止めようと首輪をつかもうとすると、
今度は手に咬みついてくるんです。
犬-とびつきイメージ画像
うちの犬は、超大型犬のグレートデンで、
体重約40キロ、助走無しでわたしの身長ぐらいとびます(笑)

咬みつき以前にその恵まれた体から、
繰り出される犬パンチがとんでもなく痛いんです!

まず、飛びつきをやめさそうと、
本やネットで対策を調べて、
下記の2つのしつけ方法をやることにしました。

  1. 飛びつく瞬間にオスワリやマテなどのコマンドで飛びつけなくする
  2. 飛びついたときに足を踏む

がしかし、コマンドは興奮状態にあり入らず、
足を踏むのは超大型犬のため、
わたしの足が届きませんでした。
(リーチ差でカウンターを喰らう( ノД`)シクシク…)

そこで、考えたのが「足払い」

空中に浮いた瞬間、犬に足払いをきめて
着地を失敗させ、ダメージ(不快感)を与える作戦です。

さて、次の章ではその結果と、
結果からわかる罰によるしつけの
効果について書いていきたいと思います。

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罰によるしつけの効果!犬は〇〇してはいけないとは考えない

とんで来たら、こう!シュッ(足払いの音)
とんで来たら、こう!シュッ

出かける前に、入念にイメージトレーニングを行い、
いざ、決戦(おさんぽ♪)!

犬のしっぽは、とぐろを巻く勢いでビンビン、
もうやる気まんまんです U ゚Д゚)ハァハァ

いきなり息が荒くなりだし、
こちらをチラッと見た瞬間…

…くるっ!(‘Д’)ヤラレル

素早く「オスワリ」のコマンドを出すも
聞く耳もたず、ほぼ同時に足に力をこめ、
飛びついてきました。

とんで…

…来たら…

…こう!シュッ

スッパーーーーーーン!

ビターン!U ゚Д゚)ヒャンッ!

見事成功し、犬は体から落ち、
飼い始めて4か月ではじめての
鳴き声をあげました。

さて、ここから重要な、
その後の犬の変化(効果)です。

  1. 地面に足をつけて飛びつく
  2. 飛びつく前に後ろ足で素早くサイドステップ

いままで、宙に浮くぐらいジャンプし、
全体重をパンチに乗せていたんですが、
前足だけ浮かすようになり、パンチ力が低下。

さらに、いきなり飛びついてきてたのが、
足払いされないよう後ろ足で、
素早くステップを踏むようになったため、
飛んでくる瞬間がわかりやすくなりました。

ただ、目標である飛びつきをやめさせる
までには至りませんでした。

なんで反省してやめようって思わないの?
と悩んでたんですが、ある1冊の本に出会い
「なるほどな~」と納得しました。

飛びついて足を踏まれたり、
胸を蹴られれた犬は、飛びついた自分に問題があった、
飛びついてはいけなかったのだ、とは考えません。

犬は次にどうすれば踏まれたり、
蹴られたりせずに、飛びつけるかを考えます。

引用元:犬と話をつけるには/多和田悟

わたしの例で言えば、
犬は「飛びつくと足払いされた(不快なことが起こった)」と
ありのまま学習しただけだったんです。

人間であれば、
「飛びつく⇒罰を受ける⇒飛びつくのは悪いこと」
と反省するのに対して、

犬は「飛びつく⇒罰(罰とも分かってない)を受ける」
とここまでが限界となります。

反省しないし、
できなくて当たり前なんです。

わたし達人間と同じように
考えると思ってしまうんですが、
そこが落とし穴となります。

まとめ

いかがでしたか?

罰によるしつけは、欲求よりも罰が勝れば、
そのパターンの行動のみ抑えられますが、
あくまでそれだけです。

罰がなくなればやりますし、
犬が違うパターンを試し、成功させてしまえば、
そこから学習し、また問題行動がはじまります。

さらに、もう1つ罰の欠点として、
ダメなパターンしか伝えられないことが
あげられます。

そのため、しつけには
飼い主が望む行動を教えられる
「ほめ」が不可欠となるんです。

罰を使ったしつけが、
必ずしも悪いわけではありません。

しかし、これらを知ったうえで罰を使わないと、
望むような結果は得られませんので、
気をつけてくださいね(*’ω’*)b

ちなみに、罰は罰でも、
ここに書いているような体罰は別です。(え?)

体罰は使い方を間違えると、
とんでもない問題に発展することがあります。

その内容については、
こちらに詳しく書いていますので、
よかったらご覧ください。
 ↓    ↓
犬への体罰は噛む・吠える行動へと発展!使うリスクを理解できてますか?
犬への体罰は必要?ケガに至るまで本当の理由を知ってますか?

ほめて教える方法は、
また後日記事にて紹介しますので、
少しお待ちくださいね。

ではでは~!

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