「枕の種類がありすぎて、絞れない!」
「枕の選び方のポイントってなに?」
「肩こりにおすすめの枕ってないの?」
…とお悩みの、そこのあなた!
あなたはどうやって枕を選んでいますか?
- 手で押してみて、感触を確かめてる
- なんの!わたしはサンプルに頭をのせてる
- 安い枕はダメ!高いの買っとけば間違いない!
な~んて、選び方をしていませんか?
これら選び方は、わたしに言わせれば
ギャンブルと、なんら変わりありません(笑)
枕は、睡眠の質の7割を決定づけます!
食欲よりも、性欲よりも、睡眠欲!!
睡眠だけは削ることができないこの私が、
枕を適当に選ぶことは、許しまへーん!
この記事は、枕の選ぶときの3つの重要ポイントと
実店舗での確かめ方について、記載しています。
また、お店のプロから聞いてきた、
情報もありますのでチェックしてみてください。
ぜひ、ポイントを押さえて
あなたにピッタリな枕をみつけてくださいね♪
それでは、一緒に見ていきましょう~!
枕選びの3つのポイントとその理由
枕選びの重要な3つのポイントは以下になります。
- 高さ
- 硬さ(素材)
- 大きさ
なんとなく聞いたことある…。と思ったあなた!
なぜ、この3つが重要なのかはご存知ですか?
それは、枕の役割である”睡眠姿勢”を決めるからです。
良い睡眠姿勢とは以下になります。
- 首と、それにつながる骨・関節・筋肉が休まる姿勢
- 寝返りが打ちやすい姿勢
高さがあっていないと、首が不自然に曲がり、
しっかりと首を休ませることができません。
疲れがとれないばかりか、不自然な状態で何時間も寝ることになるので、
肩こりや腰痛などの原因にもなります。
また、これら全ての項目は、
寝返りのしやすさにも影響します。
驚かれる方もいるかもしれませんが、
どんなに寝相が良い人でも、寝返りを打たない人はいません。
寝返りは”打たなくてはならない”ものだからです。
寝返りは、体を動かすことで体液の循環を促し、
接地部分を変えることで、体温調節を行う役割があるからです。
人が一晩に行う寝返りは、平均20~40回です。
高さや硬さがあっていないと、うまく転がれず、
大きさがあっていないと枕から落ちてしまい、寝返りがスムーズに行えません。
寝返りがスムーズに行えないと、
寝返りのたびに睡眠が浅くなってしまうのです。
これら3つのポイントが重要なのは、
お分かりいただけましたでしょうか?
それでは、それぞれのポイントの選び方を
ひとつ1つ紹介していきますね♪
高さの選び方
実際に枕を選ぶときに、
イチバン重要視したいのは高さです。
枕の最適な高さには、個人差があり、
調整は5ミリ単位が良いと言われています。
しかし市販の枕では、万人に対応できるほど、
高さの選択肢が多くないからです。
なので、枕を選ぶときは
まず、高さがあっているかを確認しましょう(*’ω’*)b
最適な高さとは?
あなたにあった高さの枕を選ぶのには、
まず、あなたに最適な高さを知る必要があります。
私のおすすめは、タオル枕を作る方法です
実際に使用してみることで、
自分にあった高さを体感できるからです。
その感覚をもとに、高さを選ぶのもいいですし、
実際に高さを測って店舗で確認することもできます。
作り方はコチラに詳しく記載していますので、ぜひ参考にしてください。
↓ ↓
バスタオル枕の作り方!4つのメリットとデメリットは?
高さを合わせられる商品は?
自分にあった高さの枕を探すには
- 高さのあった枕を根気よく探す
- 高さの調整できる枕を購入する
- オーダーメイドで作ってもらう
この3種類の方法があります。
もちろん、オーダーメイドが良いのですが
なにぶん値段がお高いです(-_-;)
寝具屋さんで調べたら、およそ3万円でした。
ただし、店員さんの話を聞くと、半永久の無料メンテナンスがありました。
それを考慮すると、お得かもしれませんが、
市販の約8~10倍の値段…ちょっと手を出しづらいですよね?
また、根気よく探す方法もあります…が、
最適な枕の高さって、体格や年齢でも変化するんです。
ピッタリ枕を見つけたのに、体格が変化して、
来年には「この枕じゃないかも…?」なんて事も十分もありえます。
なので、自分の変化にもある程度合わせられる、
高さの調整ができる枕の購入がおすすめです。
調整できる枕の種類
高さの調整できる枕は、下記の2種類です。
- 枕の下に薄い枕を重ねるタイプ
- 袋の中の、素材を出し入れするタイプ
調整のタイプは、素材によって変わります。
重ねるタイプは、主に低反発や高反発枕などの
中の素材がひとかたまりになった枕です。
中身を出し入れして調整するのは、
パイプやわた状の枕となります。
調整タイプの特徴を表にしました。
調整タイプ | 重ねるタイプ | 出し入れタイプ |
---|---|---|
画像 | ||
商品数 | 多い | 少ない |
調整段階 | 少ない | 多い |
寿命 | 素材による | 半永久 |
調整の段階の数で考えると、
微調整ができる素材を出し入れするタイプがいいです。
また、枕の寿命に関しても
中身自体が入れ替えできるので、半永久的に使えます。
しかし、実際にニトリなどで枕を見てきましたが、
中身を出し入れできる枕は、たった1つしかありませんでした…(;’∀’)
そのため、商品の選択肢がかなり狭くなります。
高さ以外に、素材や形状などこだわるものがあれば、
そのこだわりとの兼ね合いになりますね。
硬さ・素材の選び方
次は硬さの選び方です。
硬さは、ほぼ素材で決まります。
見るべきポイントは以下の3点です。
- 硬すぎないこと
- やわらかすぎないこと
- 変形しすぎないこと
理想の寝返りとは、体の中心に一本の芯を通して、
それを軸に体全体が回転していることです。
焼き鳥の串をイメージしてもらえれば、わかりやすいでしょう。
枕がやわらかすぎたり、変形する枕だと、
頭が枕に沈みこみすぎて、うまく寝返りが打てません。
体が寝返りを行っても、頭は枕に沈んでいるので、
スムーズに回転できず首がひねられた状態になります。
逆に硬すぎる枕は、首を痛める原因になります。
基本的には、硬めの枕がおすすめです。
硬すぎる目安としては、
寝てみて首に痛みが感じるようであれば、硬すぎです。
痛みを感じない程度であれば、
硬いほど寝返りはしやすいです。
素材の種類などに関しては、コチラに詳しく記載しています
↓ ↓
枕の中身の素材!12種類の特徴とおすすめは?
大きさの選び方
大きさは、寝返りに対応できる必要があります。
目安は”幅60センチ以上、奥行き40センチ以上”です。
幅が小さすぎると、頭が枕から落ちますし、
奥行きが小さすぎると、首や肩に余計な負荷がかかります。
小さすぎないものを、選ばないようにしましょう。
大きい分には問題はありません。
店舗での確かめ方
それでは最後に、
実店舗での確かめ方を紹介したいと思います。
- 高さはあっているか?
- 寝返りが簡単にうてるのか?
その時に、この3つが必要になります。
- あなたに最適な高さの数値
- スケール
- サポートの人
枕があれば、基本的にベッドもあります。
枕をもって、実際にベッドで寝てみましょう!
まずは、高さの確認です。
高さを確認する場合、
頭を枕にのせた時の高さを、測る必要があります。
なので、測ってくれるサポートの人が必要です。
タオル枕で測った高さと、
枕の高さが同じになるか確認してもらいましょう。
残念ながら、サポートの方がいない場合は、
最適な高さの感覚をおぼえておいて、確かめます。
次は、寝返りがスムーズに打てるかの確認です。
手を体の前でクロスさせて、左右に寝返りを打ちます。
- 体をひねらず転がれるか?
- 余計な力をかけずに転がれるか?
- 頭が枕から落ちないか?
を確認しましょう!
これらをクリアすれば、ようやく
あなたに最適な、調整のできる枕ゲットです(*’ω’*)b
おわりに
いかがでしたでしょうか?
では、最後にポイントのまとめです。
- 高さ
- 自分にあった高さの測定はタオル枕で行う
- 高さの調整できる枕を選ぶ
- 硬さ
- 硬すぎ、やわらかすぎ、変形しやすいものは選ばない
- 寝返りがしやすいのは硬めのもの
- 大きさ
- 幅60センチ、奥行き40センチ以上が目安
- 小さすぎなものは選ばない
あとは、お店のベッドで実際に使ってみて
高さと寝返り具合の確認しましょう!
購入したあとは、せっかくの調整できる枕なので
定期的なメンテナンスを忘れないようにしてください。
高さの見直しは、寝具屋さんに聞いてきましたが
半年~1年ほどで行ったほうがいいそうです。
あなたが「コレだぁ~!!!!」
と思える枕に出会えますように( ˘ω˘)グゥー
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