水虫の薬を購入したけど、
塗り方の説明文が
「1日1回適量を患部に塗布してください」のみ…
どれぐらいの範囲にどれだけ塗ればいいの?
1日1回塗布とあるけど、いつがいいの?
完治の判断は?
効果はどんな感じで表われるの?
そんな悩みでお困りのあなた!
水虫は再発率が40%以上と高い病気です。
治療において最も大切なのは、
1度でしっかりと「完治」させることです。
この記事は、水虫を完治させるために、
知っておきたい水虫薬の塗り方の
コツをまとめましたよ!
また、水虫だったわたしが、
治癒に向かう症状の変化を
画像つきで記載していますので、
ぜひ参考にしてくださいね。
それでは、一緒に見ていきましょう~!
知っておきたい治療期間と塗る範囲
まずは治療する際に、
一番大切な2つのポイントを解説します。
水虫再発の原因のひとつに、
中途半端な治療があげられます。
では、中途半端な治療とは何でしょうか?
以下をご覧ください。
- 治療期間の不足
- 塗布範囲が不十分
それでは、ひとつ1つ解説していきますね。
治療期間は?
再発する人の、最も多い原因は治療期間の不足があげられます。
治療を開始すると約2週間ほどで、
“水疱がなくなる、かゆみがなくなる”などの、水虫の自覚症状がなくなります。
しかし、自己判断でこの自覚症状がなくなった時点で、
治ったと判断して治療をやめて、再発する方が非常に多いのです。
2週間治療した程度では
自覚症状はなくなっても、菌はまだ足に生息しています。
水虫薬の効果は、殺菌ではなく、抗菌(菌の増殖を抑える)です。
増殖を抑えて、皮膚のターンオーバー(生まれ変わり)で菌を排出します。
正しい治療期間とは、症状がなくなるまで、ではなく
“足の皮膚がターンオーバーするまで”なんです。
ターンオーバーの期間は、年齢や、疲労などによっても変化し、
だいたい28日~56日程度と言われています。
例えば、30~40代の方では45日程度と言われています。
メーカーの推奨治療期間は、
症状がなくなってから1ヵ月とあるので同程度ですね。
最低でも45日は治療を継続したほうがいいでしょう。
50代~の方は約2ヵ月ほど治療されるといいですね。
治療期間が終わり、まだ薬が残っている場合は、
念のため薬がなくまるまで、塗っておくことをおすすめします。
塗布範囲は?
菌は自覚症状がある部分以外にも、存在しています。
なので、症状がない部分にも、塗る必要があります。
病巣から周囲約5cmほどがいいでしょう。
さらに、足指の間は、足のなかでも菌が、
もっとも生息しやすい場所となっていますので、必ず塗っておきましょう。
市販薬は高価なので、広く塗るのはもったいなく感じるかもしれませんが、
再発しては元も子もありません。
自分の症状にあったもので、量が多く、安いものを選択しましょう。
水虫の市販薬の選び方については、
こちらに詳しく記載していますので是非ご覧ください。
↓ ↓
おすすめの水虫市販薬 最新版!もう選ぶのに悩まない
その他治療する際のポイント
ここから治療期間、塗る範囲以外の
ポイントについて解説します
以下をご覧ください
- 塗るタイミング
- 塗る回数
- クリーム・軟膏の塗り方と量
- 液剤の塗り方
- 湿潤型(ジュクジュク水虫)の対処法
- 効いているかの判断は?
ではひとつ1つ一緒に見ていきましょう~♪
塗るタイミング
せっかく塗った薬が、流れ落ちる入浴前は避けましょう。
おすすめは入浴後です。
なぜなら、足の汚れがおち、さらに足がふやけるので
薬の浸透がよくなるからです。
また入浴の際に、薬をしっかり効かせようとの理由で
足をゴシゴシ洗うのは絶対にやめましょう。
薬品は浸透性を高めるために、皮膚のバリアを除く効果もあります。
そこに、更に皮膚を傷つけることは、
かぶれや2次感染の危険性が高くなってしまいます。
塗る回数
回数を増やしても、効果が大きくなることはありません。
逆にかぶれる危険性があります。
クリーム・軟膏の塗り方と量
量は若干ベタつく程度に塗ると、
自然と塗る範囲が広がります。
液剤の塗り方
違う場合は足から液がたれて、床が汚れますし、非常にもったいないです。
わたしの場合は、コットンに薬品を染み込ませて塗っていました。
大き目の綿棒などもオススメです。
湿潤型(ジュクジュク水虫)の対処法
治療には乾燥させることも大切です。
乾燥のためには裸足でいるのが一番良いのですが、
そうもいかない人がたくさんおられるでしょう。
なので、靴を履く場合は、薬を塗ったあとに
蒸れやすい足指の間を乾燥させる、5本指の靴下を着用しましょう。
また、5本指の靴下は乾燥だけでなく、
家でも、塗った薬が床につくのを防ぐこともでき、ダブルでおすすめです♪
100均などで、安くで購入できます。
治療専用にまとめて買ってしまいましょう(*^▽^*)b
効いているかの判断は?
およそ2週間と言われています。
この画像は、実際にわたしが治療をはじめて、2週間後の画像です。
わたしの症状は、かゆみは元々なかったのですが
水疱がなくなって、赤みがひいてきました。
かなり、効果がわかりやすかったです。
もし、2週間経っても変化がなかった場合は、
水虫ではない可能性が高くなります。
水虫の症状については、
こちらに、詳しく記載したのでご覧ください。
↓ ↓
足の水虫の症状とは?えっ?自称水虫の1/3はカン違い?
また、かゆみが強くなったり、赤みや小水疱がひどくなったりと
悪化している場合は、かぶれや2次感染の可能性があります。
すぐに治療を中止してください。
ここで、薬が効いていないと勘違いして、
さらに薬を塗ると症状が悪化してしまいます。
水虫薬はあくまで水虫を治療する薬であって、
かぶれなどの皮膚炎を治療する薬ではありません。
悪化した場合は、医師に相談して、
適切な薬を処方してもらいましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
では、最後にポイントをまとめましょう。
- 治療期間は45日(50歳以上の方は2か月推奨)
- 塗る範囲は病巣から周囲5cmと足指の間
- 塗るタイミングは入浴後
- 回数は指示回数を守る
- クリーム・軟膏は良く伸ばし、ベタつく程度に
- 靴を履く場合は5本指ソックスがおすすめ
- 悪化した場合は、治療を中止する
しっかりと、効果的に治療するために、
塗る範囲は必ず広めに塗りましょう(*^▽^*)b
治療で一番やっかいなのは、
完治に必要な期間の約1/3で、自覚症状がなくなることです!
自覚症状がなくなると共に、
治療のやる気が一気に失われてしまうんですね~。
水虫の治療は、自覚症状がなくなってからが本当の勝負です!!
再発→治療→再発…のループに一旦なってしまうと、
なかなか抜け出せなくなります。
面倒な治療は、一度で終わらせちゃいましょう!
ファイト~♪ヽ(・∀・)ノ
塗り方のコツなどの水虫に役立つ記事の
まとめはこちらです。
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