足の水虫の症状とは!えっ?自称水虫の1/3はカン違い?

水虫

足の水虫の画像
赤いブツブツができて足がかゆい~!
かゆくないけど足の皮がめくれる

もしかして、これって水虫?
と不安になってる、そこのあなた!

ひとえに水虫といっても、症状はさまざま。

かゆいものもあれば、かゆくないもの、
カサカサやジュクジュクと相反する
症状があります。

知ってましたか?

一説では自称水虫の3人に1人は、
水虫じゃないと言われているんですよm9(*’ω’*)

じつはわたし小学生からの約20年間、
水虫と同居していました。

そのせいか、水虫の知識は
人一倍あると自負しています。

この記事はそんなわたしが、
水虫の症状と判断方法について記載しましたよ。

また、皮膚科で検診してもらうときに、
悪い医師を判断する「ポイント」についても
書いていますので、チェックしてくださいね。

お待たせしました。
それでは一緒に見ていきましょう。

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水虫の症状と水虫に似た症状

まずは水虫の症状、
次に水虫に似た症状を紹介していきますね。

冒頭に書きましたように、
水虫であっても出る症状に違いがありますので、
チェックしていきましょう。

足の水虫の症状3つ

足の水虫の3つの症状

  1. 趾間(しかん)型水虫
  2. 小水疱(しょうすいほう)型水虫
  3. 角質増殖型水虫|角化型

ちなみに、水虫の正式名称は、
白癬(はくせん)です。

白癬菌はカビの一種で手足以外にも感染し、
陰股部ではいんきん、体部ではたむしと呼ばれています。

この記事では、
足に感染する水虫に絞って症状を説明しますね。

1.趾間型水虫

足指のあいだにできる水虫で、
もっとも多い症状です。

中でも第4趾(小指と薬指の間)の発症率が高く、
親指に近づくにつれてさがり、
治療も簡単になります。

症状は以下の2つです。

  • 乾燥型
    指の間に(白色のカサカサしたフケのようなもの)鱗屑が付き
    淡く赤い発疹が生じる
  • 湿潤型
    白くふやけて亀裂を伴う、
    一般的にジュクジュク水虫と言われる

2.小水疱型水虫

足底、足縁部などの、
土ふまず周辺にできる水虫です。

軽度の水疱(水ぶくれ)が、
集結あるいは散在していて、
水疱ができる時にはかゆみを伴います。

症状は以下の2つです

  • 乾燥タイプ
    水疱があまり目立たず鱗屑となりポロポロとはがれ落ちる
  • 炎症タイプ
    赤い発疹を伴った水疱が多い

季節によって症状の変化がはっきりしていて、
梅雨時は症状がひどくなり、
秋冬になると自然に治まることが多いです。

3.角質増殖型|角化型

足底全体の皮膚が厚くなり、
亀裂ができることもあります。

また、かゆみなどの自覚症状は、
ほとんどありません。

感染期間の長い高齢者に多く、
同時に爪水虫が発症していることが非常に多いです。  

ひびやあかぎれと誤診されやすいと
言われていますよ。

水虫の症状に似た4つの病気

水虫の症状に似た代表的な病気は、
以下の4つです。

水虫の症状に似た4つの病気

  1. 湿疹(しっしん)
  2. 汗疱(かんぽう)
  3. 紅色陰線(こうしょくいんせん)
  4. 掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

ひとつ1つ解説していきますね(*’ω’*)b

1.湿疹

かゆみを伴った赤いブツブツができて、
症状が進行すると水疱ができます。

原因としてアレルギー・アトピー、脂肪の異常などが
あげられていますね。

2.汗疱

一般的にはあせもと呼ばれていて、
多量の汗をかいた時に汗腺がつまるのが原因です。

症状は湿疹と同じです。

3.紅色陰癬

足の指の間にできる皮膚細菌感染症です。

通常では第3~4趾間に鱗屑がでたり、
白くふやけて亀裂伴います。

30~40%は足水虫と合併するとされています。

4.掌蹠膿疱症

足底、土踏まず周辺に1~5㎜までの、
小水疱・小膿疱がたくさんできます。

一見すると、
水虫と誤診しやすいと言われていますよ。

続いて、次の章で
水虫の判断方法について解説していきますね。

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水虫ってどうやって判断するの?

いかがでしたか?

水虫であっても症状が複数あり
さらに水虫に似た症状もたくさん存在します。

かゆくないから水虫ではない。
皮がめくれるから水虫だとは言えないんです。

それじゃ、どうやって
水虫か判断するの?って思いました?

じつは、医者であっても、
症状のみで水虫と確定診断するのは難しいんです。

なぜなら、水虫と診断するには
病変部での水虫菌の確認が不可欠だからです(*’ω’*)b

なので、確実に水虫かどうかを判断するには、
病院にいくしかありません。

皮膚科に行った時の診断方法

爪水虫の画像
わたしの場合は爪水虫も併発していたため、
症状を説明したあとに、
爪の甲部分を軽くメスで削りとられました。
(痛くはないのでご安心を)

さらに、削り取った爪を顕微鏡で検査し、
実際に菌がいるところを見せられます。

通常の水虫であれば、
水疱をハサミなどで切り取り、
同様に顕微鏡で菌を確認します。

似た症状があるのを知らなかった当時のわたしは、
「どうせ水虫なんだから、無駄な検査で医療費稼いでる」
と思っていました(笑)

しかし、いま考えると症状だけでは
判断できないので、当然のことだったんですね。

治療するだけなら、
市販の水虫薬を買えばできますが、
診断は医師にしかできないんです。

医師によっては、
顕微鏡検査を行わなかったりする
ので、
その場合は顕微鏡検査をして欲しいと頼むか、
違う皮膚科に行くのが賢明でしょう。

皮膚科に行く前に!

既に水虫薬を外用していた場合は
水虫菌を確認することが難しくなります。

外用している場合は
少なくとも2~3週間は外用をやめてから診察を受けましょう。

まとめ

いかがでしたか?

水虫ではないのに水虫薬を使用しても、
当然ながら症状は良くなりません。

余計な治療費がかかるだけでなく、
よけいに症状が悪化する可能性があります。

水虫はむかし不治の病と言われていましたが、
いまはしっかりと治療すれば治せます!

水虫を治療するさいは、
病院で診断されてから行ったほうがいいですよ♪

水虫の市販薬の選び方や、
塗り方のコツなどの水虫に役立つ記事の
まとめはこちらです。
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