「熱中症にはどういう流れで対応すればいいの?」
「救急車の呼ぶ判断はどうすれば…?」
「熱中症の応急処置の方法は?」
なんて、お悩みのあなた!
私は調理という火を扱う仕事しているため、
どうしても熱中症になりやすいです(;’∀’)
熱中症になったとき、応急処置?として、
よくやっていたのが「アイスシャワー」です。
ザルに氷をたくさんいれて、
頭を下におき、上から水を流します。
(名前そのまんまですw)
これが、スゴイ効き目で、
頭が一瞬で凍りつき、
もうろうとしていた頭もスッキリ!!…
…したものの、
仕事にもどると、スッキリ感もどこへやら、
数分で元通りに(;^_^A
この方法でも、悪くはありませんが、
効果的ではないんですよね。
体を冷やすのには、しっかりとした
方法とポイントがあるんですm9(‘Д’)
そのポイントについて、
わたしが本を読んで調べましたので、
あなたにシェアしたいと思います。
この記事は熱中症の応急処置について、
以下の通り記載しています。
- 熱中症の応急処置の順番は?
- 救急車を呼ぶタイミングと流れは?
- 応急処置のやり方は?
- 回復の判断とその後の注意点とは?
この記事を読めば、あなたは明日から、
応急処置のスペシャリスト(熱中症のみ)になれるはず!
弱っている人間を助ける人はカッコイイです。
ぜひ、私と一緒に助男(スケメン)になりましょう~(笑)
スケメンとは、助ける男のことです。
応急処置のフローチャート・救急車をよぶ流れは?
まず、お急ぎの方に応急処置の
フローチャートを用意しましたので、
ご覧ください。
熱中症と思われる症状がでたら、
フローチャートをたどって、
順番に処置を行っていきましょう。
熱中症の症状と、判断方法については、
こちらの記事に詳しく記載されていますので、
ご覧ください。
↓ ↓
熱中症の症状は?その頭痛と下痢はもしかして?
応急処置でなによりも大切なのは、
救急車をよぶ時の判断です。
熱中症は重症になると、腎不全などの後遺症や、
死に至る可能性まである怖い病気です。
「呼んだ後に回復して、救急の方に迷惑かけたらどうしよう」
などと考えずに、条件が合えば早急に対処しましょう。
なにもなかったら、それで良いんです!
次の章では、救急車の呼ぶ流れについて、
解説していきますね。
救急車を呼ぶ流れは?
救急車を呼ぶ流れは、以下の通りです。
- 119番に通報
- 現在地を伝える
- いつ、だれが、どうなったのか?を伝える
- 救急車が近くまで来たら合図して知らせる
- 経過をよく知っている人が病院まで付き添う
いつ、だれが、どうなったのか?を伝えるときに、
熱中症が疑われるのなら、それも一緒に告げておきましょう。
医師の診断や処置の助けになります。
経過を知ってる人が付き添うのも、
同じ理由からです。
■携帯でも簡単!場所をつたえる方法とは?
「出先だと、現在地をうまく伝えられる自信がないな…」
なんて、考えてしまったあなた!
じつは私も、地理が苦手ですw
しかし、安心してください。
いまは携帯のGPS機能で、
位置を通知することができるんです。
わたしは、最近事故をして、
救急車ではないんですが、
警察に緊急通報したことがあります。
その時に、現在地をうまく説明できず、
慌てて近くの建物の名前を連呼していたら、
少し経って、急に現在地を理解してくれました。
聞くと、どうやら携帯の、
GPS機能で現在地がわかるようです。
なので、地理が苦手なかたは、
GPS機能をONにしておけば、説明がいりません。
強制的に位置情報を取得することも可能です。
安心していただけましたでしょうか?
それでは、次の章で知っておきたい
応急処置について詳しく書いていきますね。
応急処置の方法は?
応急処置で大切なのは、以下の2つです。
- 体を冷やす
- 水分・塩分を補給する
上記のフローチャートでも、
その方法について少し触れていますが、
ここから、さらに詳しく解説していきますね。
応急処置の方法は?
応急処置の方法は、以下の6つです。
- 涼しい場所への避難
- 脱衣・服をゆるめる
- 水をかけて、体をあおぐ
- 体の表面に冷たいものを当てる
- 水分と塩分を補給
- 足を高く、頭を低くする
ひとつ1つ詳細に、説明していきますね。
■涼しい場所への避難
室外ならば、日陰で風通しの良いところへ、
室内ならクーラーのきいた場所へ避難しましょう。
風通しの良い場所に移動するのは、
人体は汗をかき、蒸発したその熱で、
体温を下げる仕組みがあるからです。
風があると汗を蒸発させやすくなるので、
体温を下げやすくなります。
■脱衣・服をゆるめる
こちらも上記の理由と同じです。
衣服を脱いだり、ゆるめたりすることで、
服と体のあいだの通気性をよくして、
体温を下げやすくします。
■水を体にかけ、あおぐ
水やスポーツドリンクなどを、
霧吹きや口などに含んで、体にかけ、
タオルや服などであおぎます。
熱中症は重症になると、汗もかけなくなるので、
汗の代用として、体に水をかけ、
蒸発させて体温を下げます。
■体の表面に冷たいものを当てる
体の表面に氷のうやアイスパック、冷水タオルなどの
冷たいものを当てて、直接冷やします。
冷やすポイントは、画像の青丸部分の
「首・わきの下・股の間」です。
なぜなら、この3つのポイントには、
大きな血管があるからです。
血液は体全体に流れているので、
冷やすことで、全身の温度を下げることができます。
■水分・塩分を補給
水分を補給する場合は、
必ず塩分も補給しましょう。
体が水分をしっかりと吸収するには、
塩分やブドウ糖が必要になります。
緊急ならば、
スポーツドリンクがいいでしょう。
急いで準備できるのなら、
点滴とほぼ同等の効果が期待できる
経口補水液がベストです。
熱中症対策飲料のおすすめや、
経口補水液の自作方法などは、
こちらに詳しく記載しています。
↓ ↓
熱中症 対策飲料のおすすめは?症状に合わせた飲み物はコレ!
■足を高く、頭を低くする
脱水症になると、血圧が下がり
脳への血流が減るため、
失神や頭痛の原因となります。
脳に血を送るため、
頭を低くして、足を高くしておきましょう。
回復の判断とその後の注意点は?
■回復の判断は症状と尿
回復の判断は、症状の有無と、
尿が出ているかどうかです。
脱水症は体の水分が不足しているので、
尿がでづらくなります。
なので、熱中症の症状がなく、
尿が普通に出るということは、
回復に向かっている可能性が高いです。
■その後の注意点は?
熱中症にかかると、
症状は回復はしたとしても、
体は弱っている状態です。
体力が低下していると、
熱中症にかかりやすくなるので、
無理をしないように注意が必要です。
まとめ
いかがでしたか?
それではまとめますね。
救急車を呼ぶタイミング |
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救急車を呼ぶ流れ |
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応急処置の方法 |
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熱中症にかかったかも?という人が出たら、
ぜひ活用してくださいね~♪
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