「熱中症対策でおすすめの飲料ってある?」
「コーヒーやジュースは熱中症対策にはならない?」
「対策飲料を自分でつくったりできないの?」
なんて、お悩みのあなた!
熱中症対策で、
イチバン大切なのは何かご存知ですか?
そう、水分補給です!
熱中症にかかる過程にある、
脱水症をふせぐことが大切になります。
しかし、水分といっても
真水やお茶、スポーツ飲料、ジュースと様々です。
「どれを飲んだらいいの?
できればジュースがいいんだけど…」
ってなっちゃいますよね?(笑)
知ってましたか?
じつは…
水分補給する飲み物は、
自分の症状にあわせて選べるんです。
この記事は熱中症対策飲料について、
以下のとおり記載しています。
- 熱中症に必要な成分は?
- 飲み物の種類は?
- 症状にあわせた飲み物とは?
- お家でカンタンに作れる対策飲料のレシピは?
また、わたしが熱中症対策でやってしまった
恥ずかしい失敗も書いていますので、
参考にしてくださいね(〃▽〃)
たかが熱中症、と軽くみてはいけません。
熱中症は重症になると、
致死率が30%もあるんですよm9(‘Д’)
ぜひ、水分補給の飲み物の種類と、
摂り方を知って、夏を安全に乗りきりましょう~♪
熱中症 対策飲料に必要な成分は?
飲料を紹介するまえに、
まず、対策飲料に必要な成分を説明しますね。
必要な成分は以下の3つです。
- 水分
- 電解質(主にナトリウムイオン)
- 炭水化物(主にブドウ糖)
私たちの体液(体内の水分)が
汗で失われるとき、水分と同時に
ナトリウムなどの電解質も失われるんです。
そして、体内の水分が不足すると、
ノドが渇いてきます。
ここで真水を飲むと、
ノドの渇きはいやされますが、
体内の水分不足は完全には治りません。
なぜなら、水分を体内に運ぶ役割を行うのが
ナトリウムやブドウ糖だからです。
ナトリウムやブドウ糖がないと、
水分をうまく体内に吸収できないんです!
なので、水分をしっかりと補給するには、
この3つの成分と、その配合バランスが大事になるんですね(*’ω’*)b
では、次の章で水分補給するには、
どんな飲み物があるのか書いていきますね。
飲み物の種類・症状にあわせた飲み物とは?
種類 | 補水効果 | 商品例 |
---|---|---|
経口補水液 | 高 |
OS-1 明治アクアサポート |
スポーツ飲料 | 中 |
アクエリアス ポカリスエット |
その他飲料 | 低 |
お茶 コーヒー ジュース |
■もっとも補水効果が高いのは経口補水液
水分補給の効果がイチバン高いのは、
経口補水液のOS-1や明治アクアサポートです。
経口補水液は、脱水症状を改善するために、
特化してつくられた飲みものです。
「飲む点滴」ともいわれ、
その名のとおり、点滴にも劣らない
補水効果が期待できます。
ただし、脱水症でなければ、
スポーツドリンクなどでも十分な補水ができます。
経口補水液はコンビニでは売っておらず、
ドラッグストアなどで販売しています。
値段は一本あたり約200円とお高めです。
お金がもったいない、という方は
自作する方法も記事後半で紹介していますので、
ぜひ、参考にしてくださいね♪
■軽い症状ならスポーツ飲料で十分
経口補水液についで、補水効果が高いのが
みなさんご存知のポカリスエットとアクエリアスですね。
スポーツ飲料は、スポーツでかく汗の補水を、
目的としてつくられた飲み物です。
飲みやすさも考えてあるので、
経口補水液より電解質がすくなく、糖質が多く含まれています。
そのため、脱水症に対しては、
補水効果や補水速度が十分とはいえません。
しかしノドがかわいたり、汗をかいたりなどの、
軽い症状なら十分な補水効果に期待できます。
また、アクエリアスかポカリスエットなら
ポカリスエットがおすすめです(*’ω’*)b
なぜなら、お腹がクラッシュするからです!(笑)
わたしは調理場で働いていて、
去年の夏に熱中症対策として、
アクエリアスをボトルで持ち込みました。
ノドがかわいたら、
ゴクゴクとたくさん飲んでいました。
そして、いざピークに突入、
すると…
実況「あぁ~っと、ピークでお腹がくらぁ~~っしゅ!!
ピットイン(トイレ)から出てこれません!」
30分トイレから出られませんでした(笑)
最初は笑っていた店長が、ドアを叩きながら
「オイ!いい加減にせぇよ!」
と怒っていたのが忘れられません。
あとで調べてみると、
アクエリアスの人工甘味料「スクラロース」を、
一度にたくさん摂ると下痢をしやすいようです。
ポカリには腹をこわす原因である
スクラロースが入ってません。
下痢をしたくなければ、
ポカリスエットを飲んだほうがいいでしょう。
■コーヒーやジュースはダメ?
「スポーツドリンクとか好きじゃないから、
できればジュースがいいんだけど…」
なんて思った、あなた!
わたしもです(〃▽〃)
コーヒーやジュースは一般的に、
水分補給には向いてないと言われています。
しかし、熱中症の症状がでてなくて、
予防的な水分補給であれば、
アルコール以外なにをとっても問題ありません。
コーヒーや紅茶には、
利尿作用のあるカフェインが含まれていますが、
補水効果のほうが高いです。
ただし、ジュースなど糖質が多いものは
飲みすぎると高血糖になる可能性があります。
高血糖になると、よけいにノドがかわくという、
悪循環におちいりやすいので、
飲みすぎには注意しましょう。
カンタン!経口補水液のつくりかたは?
- 砂糖40グラム(大さじ4+1/2杯)
※ブドウ糖・ハチミツなら20グラム - 食塩3グラム(小さじ1/2杯)
- 水1リットル
この3つを混ぜれば完成です。
カンタンですね(*’ω’*)b
市販の経口補水液との違いは?
市販の経口補水液との違いは、以下の4つです。
- カリウムが含まれていない
- 砂糖を使うと消化が必要なので吸収が遅れる
- 日持ちしない
- 甘すぎる
ひとつ1つ説明していきますね。
■カリウムが含まれていない
ゲリや嘔吐(おうと)で水分をうしなう場合は、
カリウムを多く失います。
しかし、発汗で水分を失う熱中症の場合、
主にナトリウムを失うので
あまり気にする必要はありません。
気になる方は、下記のレモン果汁などをくわえると、
カリウムも添加されるのでおすすめですよ。
■砂糖を使うと消化が必要なので、吸収が遅れる
ブドウ糖やハチミツではなく砂糖をつかうと、
吸収するのに消化する必要があります。
そのため、補水スピードが
市販のものより遅いです。
■日持ちしない
日持ちはしませんので、保存せずに
つくった日のうちに使い切りましょう。
また、糖が含まれていて、
菌が繁殖しやすくなっているため、
清潔にして作製しましょう。
■甘すぎる
実際に作って飲んでみましたが、
不自然に甘くて気持ち悪いです(;’∀’)
ちなみに市販品も飲んだことありますが、
こちらは甘しょっぱいです。
甘しょっぱいなんて、
聞いたことありませんよね?
要するに、どちらも「まずい」ってことです(笑)
グレープフルーツジュース100%や、
レモン果汁などを加えると若干飲みやすくなります。
しかし、入れすぎると
適切な濃度がかわって、吸収が悪くなるので
入れすぎないようにしてくださいね。
グレープフルーツジュースなら全体量の10%
レモン果汁なら5%ほどが目安です。
まとめ
いかがでしたか?
では、最後にまとめますね♪
種類 | 補水効果 | 摂り方 |
---|---|---|
市販の経口補水液 | 高 | 脱水症の症状でなければ使わなくてもよい |
自作の経口補水液 | ↓ | |
スポーツ飲料 | ↓ | 軽度の症状ならスポーツ飲料で十分 |
アルコール以外の飲料 | 低 | 予防的な補水ならアルコール以外ならなんでもOK |
熱中症対策でなによりも大切なのは
水分補給です!
しっかりと水分をとって、
暑い夏を乗り切りましょう~\(*’ω’*)/
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