私が過去にやっていた熱中症予防の水分補給、
それは…
「喉がかわいたら」おもむろに、
冷蔵庫から、冷えた飲み物を取り出し、
ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ♪
(*´Д`)プッハァ~~~
「飲みたいだけ」の量を
喉を鳴らして飲んでました。
お腹を軽くたたくと、
タプンタプンといい音が(笑)
おや?もしかして、
あなたも同じ飲みかたですか?
水分補給したぞぉ~
って感じになりますよね?(笑)
しかし、これ気持ちいいんですが、
残念ながら正しい水分補給とは、
お世辞でも言えません(;^_^A
この記事では、そんな勘違い管理人が、
書籍で正しい水分補給を徹底的に調べあげ、
情報を惜しむことなく記載しましたよ!
量やタイミングだけではなく、
間違えやすい飲み物の温度管理についても、
書いていますので、ぜひ参考にしてくださいね。
これを読めば、明日からあなたは、
タプンタプンから脱却し、
うるおったピッチピチ状態になれるでしょう。
それでは、一緒に見ていきましょう~♪
水分補給のタイミングと量は?
正しく水分補給する上で、
おさえておきたいのは、この3つです。
- 1回の水分補給量は?
- 飲むのは早くてもいいの?
- 飲むタイミングは?
ひとつ1つ詳細に説明していきますね。
■1回の水分補給の量は?
成人が1日に飲み物から得る
水分量はおよそ1200mlと言われています。
「ということは、朝に1200ml一気に飲んだら、
あとはもう水分補給しなくていい?」
と言われたら、答えは「NO」です。
飲みだめできるほど、
人の体は便利にできてはいません。
その時に必要な量以上とっても、
余分な水分は、尿などで排泄される上に、
消化で体の負担になってしまいます。
1回の水分補給で飲む量は、
150~250ml(コップ1杯)が目安です。
■飲むスピードは?
がぶがぶと一気に飲むと、
消化・吸収までに時間がかかったり、
尿となって排泄される可能性があります。
できるだけ、ゆっくりと飲みましょう。
目の前に飲み物があると、
飲み干さずにはいられない、
という私のような癖をもつ、あなた!
そんなあなたは、小さなコップを用意して、
移して飲むようにしましょう。
自然とゆっくりになりますよ♪
■水分補給のタイミングは?
じつは、喉が渇いてから、
飲んでいたのでは遅いんです。
なぜなら、それは
熱中症が始まっているサインだからです。
熱中症を予防するのに大切なのは、
喉が渇くまえに水分補給することです。
でも、喉が渇く前って、
自分で察知するのは難しいですよね?
なので、時間やタイミングで、
定期的に水分を補給する必要がでてきます。
それでは、そのタイミングについて、
これから説明していきますね。
補給の回数は、
その日に汗をかく運動や作業を、
するのかどうかで変わってきます。
日常生活であれば2時間毎、
もしくは以下のタイミングを目安に、水分を摂りましょう。
- 朝・昼・晩の食事の時
- 就寝前と起床後
- 入浴前と後
この中でも、就寝前と起床後は重要です。
私たちは、寝ている間にも、
汗をかいて徐々に体から水分が失われています。
しかし、汗をかいても、
長時間水分を補給できない状態が続くので、
特に重要になってくるんですね。
あっ、あと朝ごはんを摂るのも
忘れないでくださいね。
水分は飲み物からだけではなく、
食事からも補給していますから(*^▽^*)b
さらに、汗のかく運動・作業を行うのであれば、
上記に加えてこのタイミングで
水分をとってください。
- 作業前
- 作業中(20~30分間隔)
- 作業後(30分以内)
大量の汗をかく場合は、水分だけでなく、
塩分もしっかりと摂ってくださいね。
私は暑い職場で働いていて、仕事の都合上
時間をキッチリとは計れませんでしたが、
こまめにコップ1杯の水分を飲むようにしました。
その結果、少なからずとも、
大事になるようなことはなくなりましたよ。
飲み物の種類と選び方については、
こちらに詳しく記載していますので、
よかったら、見てくださいね
↓ ↓
熱中症 対策飲料のおすすめは?症状に合わせた飲み物はコレ!
スポーツ飲料・経口補水液の適切な温度は?飲みやすい方法は?
この章では、水分補給が目的である
スポーツ飲料と経口補水液の温度と味について、
書いていきますね。
わたしは学校に通っているとき、
よくスポーツドリンクを、
凍らせて持って行ました。
- ぬるくなりにくい
- 体にあてて冷やせる
- 溶けたら飲んで水分補給
まさに一石三鳥や!
な~んて、思ってた時期がありました。
というか、ここ最近まで思っていました(笑)
実はこれ、水分補給の
効果がさがってしまう場合があるんです。
■適切な温度は?凍らせるのはNG?
水分補給の緊急性が高い場合は、
常温が理想です。
体温に近いと、胃腸が活発になり
吸収しやすくなるからです。
熱中症が軽症であったり、予防で飲む場合には、
同時に体も冷やせるので、10℃前後がおすすめです
「じゃあ、凍らせた方がより
体を冷やす効果あるんじゃないの?」
と思われたかもしれませんが、
これには弊害が伴います。
水分補給に大切なのは、
飲料の成分と、そのバランスです。
解凍しながら飲むと、
中の成分が分離して解けだすので、
正しいバランスで摂取できなくなります。
そのため、水分補給の効果が
下がってしまうんですね。
飲み物に氷をいれたりするのも、
同じく配合バランスがかわるので、
やめておいた方がいいでしょう。
冷やすのとは逆に、温めて飲んでも、
同じく水分補給の効果は下がりません。
しかし、こちらも沸騰させると水分が蒸発して、
成分のバランスが変化するため、
水分補給の効果が下がります。
なので、沸騰させるのと、
凍らせて解凍しつつ飲むのは、
やめておきましょう。
■味が苦手な人が飲みやすくなる方法
「スポーツ飲料の味が、ちょっと苦手なんだけど…」
なんて、あなた!
実は私もあまり好きじゃないんですよね~(;’∀’)
飲んだことないかもしれませんが、
経口補水液だとさらに味は
不味くなります(笑)
そこで配合バランスを変えずに、
飲みやすくする方法を、ここでシェアしますね。
その方法は、以下の2つです。
- ストローを使う
- 冷やす
ひとつ1つ説明していきますね。
スポーツ飲料や経口補水液で
感じるまずさの原因は、塩辛さにあります。
飲み物を冷やす(10℃前後)と、
味覚がマヒするため飲みやすくなるんですね。
また、ストローを使って
口の奥の方にもっていくと、
飲みやすくなります。
なぜなら、塩分を感じる舌の部分は、
先端にあるため、味を感じにくくなるからです。
ストローを使う方法は、味以外にも、
ゆっくり飲む効果にも期待できますよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
それでは、まとめますね。
量 |
150~250ml (コップ1杯目安) |
---|---|
飲む速度 | できるだけゆっくり |
タイミング | 日常生活なら |
|
|
運動や作業するなら | |
上記の日常生活に加えて
|
■スポーツ飲料・経口補水液の温度管理は?
- 水分補給の緊急性が高いときは常温
- 冷やすと体も同時に冷やす効果も期待できる
- 温めて飲んでも問題はない
- 冷凍して解凍しつつ摂取・沸騰させるのは、補水効果が落ちるのでNG
■スポーツ飲料・経口補水液が「まずい」と感じる場合の対処方法は?
- 冷やす
- ストローを使って、口の奥の方で飲む
熱中症予防で、
もっとも効果が高いのは水分補給です。
正しい水分補給で、
しっかりと熱中症を予防しましょう~(*^▽^*)
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