「犬の保険をできるならお得に利用したい」
保険に加入しようと考えているのなら、
誰もが思うことだと思います。
わたしの家の犬は、彼女が
ペットショップで購入した流れで、
店員のすすめるままに保険に加入しました。
それを聞いたわたしは、
ふと、ペットショップに騙されたのではないかと
疑念がわいてきたんです。
なぜなら、ペットの保険はたくさんあるのに、
紹介された保険は1つだけだったからです。
おそらく、自分の利益を重視して、
リベート(紹介料)の高い保険だけを
紹介しているな…と(笑)
そこで、わたしはかたっぱしから
資料を取り寄せることにしました。
資料に目を通すとともに、
あわせてネットの口コミや、
保険会社が提供している情報も調べました。
だって、資料ってメリットはわかりやすく
書いてあっても、デメリットについては、
わかりにくくしてありますからね( ゚Д゚)
その調査の結果、保険を利用するのなら、
これがもっともお得だろう、
と思える利用方法にたどりついたのです。
この記事は、そのお得な利用法について
詳しく記載しましたよ。
犬の保険は適当に加入すると、
とくに損をする割合が高いと思います。
ぜひ、この記事を読んで、
お得に保険を利用してくださいね。
それでは、一緒に見ていきましょう~。
犬の保険 お得に利用する方法とは?
まず、先にお断りしておきますが、
わたしは必ずしも、犬の保険に
加入する必要はないと考えています。
犬の保険が必要かどうかについては、
こちらの記事に書いています。
↓ ↓
犬の保険は必要なの?加入はトータルで考えると損!?
もし、いま加入するかどうかで
悩んでおられるのでしたら、
よかったら目を通してみてください。
それでは本題に戻りますね。
できることなら、使うかどうか
わからない保険の掛け金なんて、
支払いたいくない…
…でも、加入するのであれば、
できる限りあなたにとって、
お得な保険を利用したいですよね?
その方法は、一言でいうなら
あなたが「保険を使う確率が高いお客さんになること」です!
「ん?どういうこと?」
「ハッ、もしかして病気になってから
保険に加入する、後出しジャンケン的な!?」
なんて、こと考えたあなた!
おぬしも悪よのぅ( ̄ー ̄)
たしかに、病気になってから
保険に加入すれば、保険を使う確率は100%と
これ以上ない成果です(笑)
しかし、それは桜田門が許しません。
(正確には保険会社ですけど…)
保険会社は、保険加入者の負担が
公平になるように以下の手法をとっています。
保険加入者の公平性を保つ方法とは?
- 犬の年齢・犬種に応じて掛け金の調整
- 犬の病歴・現在の健康状態に応じて加入の可否を審査
病気にかかりやすい高齢犬や犬種は、
その確率に応じて、掛け金が高くなるように、
設定されているんです。
さらに、保険加入時に病歴や、
いま現在治療中かどうかを聞かれます。
申告する内容によっては、
保険に加入できないこともありますし、
条件を付けられることもあるんです。
具体的には、病歴にある病気や、
治療中の病気については、
保障しない条件で保険に加入するなどですね。
しかし、上記のルールで、
完全に公平性を保てるかというと、
むずかしいんです。
そして、その保てない理由こそが、
保険会社の弱点であり、
お得な利用方法をみつけるポイントとなるんです!
それでは、いよいよ次の章で
保険会社の弱点と、弱点を突いた
保険の利用方法について書いていきますね。
当然ながら、次章で説明する方法の
1つは保険会社もやられたくないので、
まず教えてくれません。
これを知ってるだけで、
知らない人よりも何倍も、
お得に保険を利用できますよ~!
さきほど、あなたに
おぬしも悪よのぅ、と言いましたが
そう、わたしこそ本物の悪です( ̄ー ̄)ニヤリ
弱点をついた保険の利用方法はコレ!
まず、先に結論からもうしあげますと、
お得な保険の利用方法とは、以下の通りです。
保険のお得な利用方法2つ
- 犬種のかかりやすい病気にあわせた保険プランの選択
- 0~1歳(飼い始めの1年)まで保険に加入し様子を見る
ひとつ1つ詳細に書いていきますね。
1.犬種のかかりやすい病気にあわせた保険プランの選択
保険プランの保障内容や、
掛け金は保険会社が設定します。
しかし、その保険に加入するかどうかの、
選択権はあなたにあるんです。
各社の提案する保険プランには、
通院・入院・手術をまんべんなく
保障するものや、
毎月の掛け金を安くするかわりに、
手術は保障しないけど、通院の保障は
あついなんてことに特化したものもあります。
(具体的なプランの内容や
比較に関しては後日記事にいたしますね。)
ご存知のかたもいるかも知れませんが、
じつは犬種によってかかりやすい病気や、
かかりにくい病気があります。
そこで、飼育している犬種の、
かかりやすい病気にあわせて、
プランを選択するんですね。
保険会社は、犬種をランク分けして
掛け金を調整してますが、
プラン毎にランクをきめて掛け金の調整はしていないんです。
具体的に、わたしが飼っている、
トイプードルとグレートデンを
をたとえに紹介しますね。
■グレートデンの場合…
- なりやすい症状:胃捻転(いねんてん)
- なりやすい時期・年齢:なし
- 治療方法:主に手術
この場合、保険に加入するのであれば、
手術・入院に手厚いプランを選択するのが
望ましいです。
■プードルの場合…
- なりやすい病気:歯周病
- なりやすい時期・年齢:高齢になるほど
- 治療方法:主に通院
この場合は、通院に手厚いプラン
と言いたいところですが…
…歯の治療に関しては、
予防措置なのか治療なのかで、
もめることが多いようです。
保険によっては、
歯の病気全般を保障していない
ものもあります。
なので、わたしなら保険に加入せずに、
自分で貯金をします。
お得に保険を利用する方法と書きましたが、
保険に加入しないというのも、
選択肢のひとつだと、覚えておいてくださいね。
こういった、保険で
トラブルになりやすいことについては、
また後日記事にいたしますので、少しお待ちください。
2.とりあえず0~1歳(飼い始めの1年)だけ保険に加入する
なぜ、わたしがとりあえず
0~1歳(飼い始めの1年)だけの、
保険加入をすすめるのか?
その理由は以下の4つです。
おすすめする4つの理由
- 理由1:給付金請求率(保険利用率)が高い
- 理由2:請求率で比較すると掛け金がお得
- 理由3:保険に加入しつつ犬が病弱なのかがわかる
- 理由4:更新時に自分主導で継続するかどうか選択しやすい
ひとつ1つ説明しますので、
まずは、以下の表をご覧ください。
項目 | 0歳 | 1~2歳 | 3~4歳 | 5~6歳 | 7歳以上 |
---|---|---|---|---|---|
保険給付金請求率 | 29.62% | 20.41% | 31.91% | 36.1% | 41.96% |
毎月の掛け金 | 3270円 | 3135円 | 3565円 | 4485円 | 5210円 |
請求率1% あたりの掛け金 |
110.4 円 | 153.6 円 | 111.7 円 | 124.2 円 | 124.2 円 |
※1.掛け金・保険金請求率は保険会社アニコムより引用
※2.掛け金はトイ・プードルで記載
※3.7歳以上の毎月の掛け金・1%あたりの掛け金は7歳の掛け金から算出
こちらの表のデータは、保険会社アニコムの
公開しているデータから引用したものです。
他の会社の料金も見ましたが、
同様の傾向がみられます。
なので、他の会社の保険を利用するときも、
問題ないと思われますので、ご安心ください。
■理由1:給付金請求率(保険使用率)が高い
0~1歳の時期は、1~2歳と比べて
保険の利用率が約1.5倍になっています。
その原因は、主に以下の3つです。
- 子犬の骨や免疫などの体の弱さ
- 子犬の好奇心の強さ
- 飼い主の飼育経験・知識のなさ
抱き方がわからず、
犬が暴れて落として骨折したり、
床に落ちているものを
子犬が口にいれて、そのまま
飲みこんでしまったりするんです。
とくに、子供さんがおられる家庭は、
保険使用率はあがるものと思われます。
■理由2:0~1歳は請求率でみれば掛け金がお得
1%あたりの掛け金で比較すると、
全年齢でもっとも安くなっています。
推測ですが、本当は保険会社も、
0歳~1歳の保険料をもっと高くしたいと
思うんですよね。
しかし、もっとも保険に加入しやすいのが
購入時だと思うので、掛け金を高くして逃げられると、
保険加入者が減る=利益が減ります。
また、1歳~2歳の1%あたりの掛け金を見ると、
おそらく、ここが保険会社の一番儲かるポイントです。
ということは、少々掛け金を下げても
0歳に加入させておけば、そのまま継続する人がいるんで、
トータル利益も増えるという算段なのです!
(完全によみ切ったと思いますw)
■理由3:保険に加入しつつ犬が病弱なのかがわかる
0~1歳の犬だと保険会社は、
犬種以外に情報がないので、
個体差については審査のしようがありません。
犬を8頭ほど飼育してきましたが、
同じ犬種であっても病気になりやすい犬と、
なりにくい犬がいます。
いままで、プードルを2回飼っているんですが、
1匹目はお腹も壊しやすいうえに、
皮膚も弱く病院によく行ってました。
しかし、2匹目は7年飼っているんですが、
病院になんて、健康診断以外でいったことがありません。
また、わたしの知り合いに、
プードルを3匹かっている人がいます。
その人は3匹のうちの1匹を指して、
この子だけはお腹が弱くて、
食べ物に気をつかわなくてはいけないと、ぼやいてました。
重い病気をしていないので、
下痢=病弱とは必ずしも言えません。
しかし、同じ犬種であっても、
病気になりやすい犬と、なりにくい犬が
いるのは間違いないと思います。
なぜ、加入した状態で、
病弱かどうかわかったほうが
いいのかについては、次でまとめて説明します。
■理由4:更新時に自分主導で継続するかどうか選択しやすい
1年間、犬の健康状態をみて、
健康なようであるなら、解約してしまうのが
一番お得な利用方法だと思います。
逆に、その期間で、
犬が病弱だとわかれば、
そのまま保険を継続するんです。
「病弱ってわかってから加入するのはダメなの?」
と思った、あなた!
例えば、1年目に病弱なのが
わかって保険に加入しようとします。
しかし、その時には既に
病歴があるため、条件がつけられたり
加入自体ができないパターンが発生するんです。
でも、病弱なのがわかるまえに、
保険に加入しておけば、
そんな心配は少なくなるんですね。
0歳からの保険加入を断る保険会社は、
まずないと言っていいでしょう。
ただ、気を付けておいてほしいのは
安い保険に加入すると、更新時に条件をつけられたり、
継続を断られたりすることもあります。
なので、この期間に加入する保険は、
保障のあつい保険を選ぶことを
おすすめします。
まとめ
いかがでしたか?
それでは、最後にまとめますね。
お得な保険の利用方法とは?
- 犬種のかかりやすい病気にあわせた、保険プランの選択
- とりあえず0~1歳だけ保険に加入して、
その後の継続は1年間の様子をみて決める
0~1歳(飼い始めの1年)の間で、犬が病弱でないことが
確認できたら、解約するのを忘れないでくださいね。
忘れると、保険会社の狙い通りの
結果となります(笑)
ではでは~!
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