東福寺 庭園の作者は?ステキな日本庭園の魅力にせまる!

「東福寺の庭園って素敵なの?」
「庭園の作者ってだれ?」

なんて、疑問をおもちのあなた!

近くに住んでる、生粋の京都人が
どんな庭なのか知るために、
実際に足を運んできましたよ。

わたしがここの庭園を見て、
はじめに思ったのは「贅沢な庭だな!」と
すこし嫉妬に似たイラだちでした(笑)

最初は、10分ぐらい鑑賞すればいいかな?
なんて思っていました。

しかし、とある事情で
10分20分と散策しているうちに、
いつの間にかじわじわと、魅了されてしまったんです。

東福寺は、通天橋をあわせても
45分ほどで観光できるのに、
庭園だけで気づけば1時間半もいました(笑)

この記事は、そんなわたしが、
東福寺の庭園の作者と、その魅力について
詳しく説明していますよ!

また、この庭園が気にいった方のために、
近くにある同じ作者の庭園も記載しています♪

ぜひ、観光に役立ててくださいね。
それでは、一緒にみていきましょう~!

Sponsored Link

東福寺の庭の由来は?作者は?

■庭園はいつ・誰が作ったの?

こちらの庭は昭和14年(1939)に
重森三玲(しげもりみれい)という作庭家が完成させました。

庭は完成してから、まだ100年も経っておらず、
あたらしい部類に入るかと思います。

ちなみに三玲さんは、男性です。

明治生まれで、男性で三玲は、
現在でもなかなか珍しい名前ですよね~。


■庭園の由来は?

東福寺の庭は、
はじめは「方丈庭園・八相の庭」という名称でした。

「八相の庭」とは庭に配している山や海など
8つのオブジェを、釈迦の生涯の8つの重要な出来事である
「八相成道(はっそうじょうどう)」に因んで、つけられたそうです。

しかし、2014年に国指定名勝に登録されて、
「国指定名勝 東福寺本坊庭園」に改名されました。

名勝とは、ざっくりといいますと、
景色のきれいな土地として認められたということです。

それでは、庭園の歴史については、
このぐらいにして次の章で、
素敵な庭について書いていきますね♪

Sponsored Link

庭園の魅力は?特徴とは?

禅宗の方丈には、
たくさんの名園があるそうなんですが、
東西南北の4周に庭があるのは、東福寺のみです。

また、ここの庭園は枯山水(かれさんすい)といって、
水を使っていません。

まずは、写真を撮ってきましたので
ご覧ください。(画像は7月ごろのものです)

東福寺-庭園-写真

それぞれの特徴と感想を
東北西南の順番で書いていきますね。


■東庭

方丈に入ってすぐ右手に
みえてくるのが東庭園です。

丸い石が並んでいますね。
これ、なにをあらわしていると思います?

じつはこれ、北斗七星なんです!

庭園で宇宙を表現するなんて、
ロマンチックじゃないですか?(笑)

お月見なんて風習から考えても、
昔の人は現在のわたしたちより
断然、星をみて過ごしていたんですかね~。

それはまるで、水面にうつる
美しい景色をながめるように…

…夜に天空の北斗七星をながめつつ、
庭園にうつる北斗七星をながめる。

きゃぁあああ!ろまんてっく♪

本当にそうやって楽しんでいたのかは、
わかりませんけどねw

夜は残念ながら、こちらには入れませんが、
素敵だろうなぁ~(*´Д`)

あと、この星をあらわしている円柱の石は、
もともと東福寺にあった、
東司の基礎の余材をつかっています。

禅の世界には「一切の無駄をしない」という教えがあって、
当時の執務長は、これを使ってほしいと頼んだそうです。


■北庭

敷石と苔の四角を組み合わせて、
市松模様になっています。

市松模様は、江戸時代に
歌舞伎の衣装に使われ人気になった柄です。

奥にいくほど、まるでぼかすように
模様がうすれていきます。

この四角い石も、東庭園のように、
建材を再利用されたものです。

わたしが行ったときは緑一色でしたが、
には紅葉の色が増えて、
黄と赤と緑の、色彩豊かな庭になるようですね。

ここで、わたしが注目したのは、
「苔」です。
東福寺の庭園の苔
もう一度よくみてください。

真上からみると四角、
しかし横からみると…

…まるくて、ふくらんでいて、
やわらかそう…。

この視点での形の変化や、
立体感も面白いんですが、
「どんな感触なんだろう?」って気になりませんか?

そう、男性なら
わかると思うんですが、
あれに似ているんです(笑)

でも、ここは眺める庭。

さわっては、いけない!!
と我慢しました。

しかし、庭園を出てからも、
モヤモヤしていたわたしは、
ちょうど通天橋を入ったところの庭に、似た苔を発見したのです。

ええ…もちろん、やさしく触りましたとも。
なんと!その感触は…

…ヒ・ミ・ツ。

って言いたいんですが、
見ていただいている、あなたにだけ教えます。

効果音にすると「シャキッ!」です(笑)

感覚としてはカイワレですかねw
なんかちょっと残念な気持ちになりました。


■西庭

こちらは、さつきと砂地で、
北庭園と同様に、市松模様があらわされています。

5月にはこのさつきの花が咲いて、
また違った彩りを楽しめるようです。

全体的に角ばっていて、
人工的な感じを強く受けてしまい、
わたしはあまり好きではありませんでしたね。


■南庭

4つの庭の中でもっとも広く、
料理でいうメインディッシュが南庭園です。

砂地は海を、右手に見える山は京都の五山を、
左手の石は、仙薬財宝があると言われた
四仙島をあらわしています。

わたしが注目したのは
この巨石です。

この石は建材を再利用したのものとは違い
自然石となっています。

巨石と書きましたが、実際に
この石の大きさどのぐらいだと思いますか?

写真でみると、わかりづらいですが、
横にむいてる石は大きいものだと
約6メートルもあるんですよ。

立ててある石は、
大きいものだと2m近くあります。

「どうやって運んできたんだろうか?」
「この石を庭に運んでほしいって言われた
職人は、どんな顔をしたんだろうか?」

ものづくりが好きなわたしは、
少し作り手目線になってしまいました。

また、南庭園を見るなら
ぜひ、してほしいことがあります。

それは「座って鑑賞する」ことです。

じつは、この南庭園だけ
縁側に座るスペースがあるんですよ。

体を楽にして、
ゆ~っくりと庭をながめると、
とても癒されます。

わたしは見た目だけなら、
北庭園が一番好きなんです。

しかし、このくつろぐスペースを
含めて庭園だと言われたら
甲乙つけがたいですね(笑)


これで庭園の説明は終わりです。

冒頭にもあったように、
じつは最初、10分ほどで帰ろうと思ってました。

わたしの庭のイメージは、
芝生でバーベキューしたり、犬を走らせたりと、
海外よりで、あまり魅力を感じてなかったんです。

しかし、雨が降ってきて
雨宿りついでに、南庭園の縁側でゆっくりしたことで、
鑑賞して楽しむのもいいなと感じました。

  • 写真をとるのに1週
  • 庭をながめるのに2週
  • 雨の庭園をながめるのに3週
  • 雨のあとの晴れた庭園をみるのに4周

と計4周してしまいましたね。

「雨がやんだら帰ろう」と思っていたのに、
雨が上がって晴れてきたとき。

「雨上がりの庭園も見てみたい」と
もう1周したのには、おそらく重森美玲もしてやったりと
高笑いしていたでしょうw

最後に…

いかがでしたか?
東福寺の庭園の、素敵な感じは伝わりましたか?

ぜひ、この庭園の良さを実際に
体験しにきてくださいね♪

色彩を楽しむのなら、紅葉の秋ですが、
ゆっくりしたいのなら秋以外をおすすめします。

また、この庭園が気にいられたのでしたら、
すぐ近くの光明院
重森三玲の手がけた庭園がありますよ。

光明院の庭園は波心(はしん)の庭、
別名「虹の苔台」といいます。

仏をあらわす三尊石から、
慈悲の心が放たれる世界を表現しています。

吉野窓という、丸い窓からみる庭は
景色が、まるで美しい一枚の絵画のように見えて
それはそれはステキですよ~!

ぜひ、一緒に見ていってくださいね♪

東福寺の記事はこちらにまとめてあります。
  ↓           ↓
東福寺まとめ!観光のポイントから交通情報まで網羅!

Sponsored Link

Pocket

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ