爪水虫 飲み薬の治療期間と費用は?副作用はあるの?

爪水虫

爪水虫-飲み薬を飲んで完治した様子
「爪水虫の治療期間はどのぐらいかかるの?」
「飲み薬に副作用ってないの?」
「治療するのに費用はいくらかかるの?」

おや?もしかしてあなた、
爪水虫で病院にいくか悩んでいます?

お金も時間もどれだけかかるか分からないし、
飲み薬の副作用も不安ですよね?

なかなか、勇気を出して、
チャレンジできないものです。

わたしは1度治療が途中で面倒くさくなって、
失敗したものの、2回目で決心して、
なんとか完治しました( ;∀;)

この記事は、そんな私が
飲み薬の種類や治療期間、費用などについて、
私の体験を含めて、わかりやすくまとめましたよ♪

本当は、病院でじっくり聞くのがいいんですが、
他にも患者がいるので、
なかなかできないものです。

これを読めば、あなたは病院にいって、
ポイントを絞って質問できます。

さらに、自分に合った治療法も、
併せて考えられるようになるでしょう。

それでは、一緒に見ていきましょう~!

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診察の流れは?患部をメスで切り取る痛みは?

ここでは、私が実際に病院にいったときの

  • 診察の流れ
  • 通院ペース
  • 薬の出しかた

について、書いていきますね。

■診察の流れは?

診察の流れは、以下の通りです

  1. 症状の説明と視診
  2. 爪の甲部分をメスで削りとる
  3. 削り取った爪を顕微鏡で水虫菌がいるか検査
  4. 菌がいれば薬を処方

爪水虫は、似た症状の病気があるため、
患部に水虫菌がいるのか確認します。

メスで削りとった部分は、表面だったので
痛いということはありませんでした。

病院に行く前に市販薬を使用していると
菌がみつかりにくいので、事前に伝えるか、
病院に行く2~3週間前から薬を使用しない方がいいでしょう。


■通院のペースは?薬の出し方は?

通院ペースは基本的に月1回です。
最初だけ2週間で塗り薬のみの処方でした。

2週間後に、塗り薬の経過をみた後で、
塗り薬と飲み薬を処方されました。

それからは、
飲み薬のみの処方でした。

治療の詳しい経過については、
こちらに記載していますので、
ぜひ、ご覧になってください。
 ↓        ↓
爪水虫って完治しないの?治療を成功させた私の2つの秘訣とは?


■飲み薬はひとつではありません

爪水虫の飲み薬は、以下の2種類があります。

  • ラミシール(塩酸テルビナフィン)
  • イトラコナゾール(イトリゾール)

わたしが処方されたのは、ラミシールでした。

どちらの薬が良いとは言えませんが、
それぞれ治療期間や費用などが変わってきます。

次の章では、2種類の薬の違いについて、
説明していきますね(・∀・)

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2種類の飲み薬の違いは?

あくまで個人で調べた情報であり、
効果・効能を保障するものではありませんので、
ご留意ください。

説明する内容は以下の通りです。

  • 薬の効き目が良いのは?
  • 治療費用が安いのは?
  • 服用期間・治療期間が短いのは?
  • 副作用が出にくいのは?
  • イトラコナゾールは併用禁忌が多い!
  • 再発率が低いのは?

1つひとつ見ていきましょう。


■薬の効き目が良いのは?

有効率はどちらも約80%と差はありません。


■治療費がやすいのは?

治療費はラミシールの方が安いです。

全ての治療を終えるまでに、
ラミシールだと約25,000円に対して、
イトラコナゾールは約30,000円と
約1.2~1.3倍ほどになるようです。

病院や治療方針によって、
変わってきますので、
あくまで目安としてお考えください。


■服用期間・治療期間が短いのは?

ラミシール イトラコナゾール
服用期間 約180日 21日
治療期間 約6ヶ月 3ヶ月

服用期間・治療期間ともに、
イトラコナゾールが短いです。

ラミシールはおよそ6ヶ月を目安に、
1日1回薬を飲み続けます。

それに対して、イトラコナゾールは、
パルス療法という内服方法を行います。

爪水虫-パルス治療の期間

パルス療法とは、画像のように1週間連続して薬を服用し、
そのあと3週間の休薬を1セットとして、
それを3セットくり返す方法です。

薬の特性上、服用をやめてからも
体内に薬が4~9ヶ月残りつづけるため、
治療期間もラミシールの約半分となっています。

ただし、これはあくまで治療期間で、
完治するまでの期間
ではありません。

完治するまでの期間はどちらも変わりはなく、
爪が生えかわるまでとなっています。

爪の生え変わる早さは、個人差があり
半年から1年半です。

わたしの場合は、30代前半でまだ若い?
ということもあったのか、半年で生え変わりました。


■副作用が出にくいのは?

どちらの薬品でも副作用はありますが、
出にくいのはイトラコナゾールのようです。

その理由として服用期間が短かったり、
トータルでの内服量が少ないことがあげられています。

副作用はどちらも肝臓機能の異常や、
下痢・腹痛・胃の不快感などです。

しかし、どちらも副作用の発生率は低く
異常があれば服用をやめると、
元に戻るのがほとんどのようです。

特にラミシールは過去に死亡例があるため、
血液検査を必ずおこないます。

私はラミシールで半年治療を行いましたが、
とくに副作用はありませんでした。

血液検査は飲み薬を服用し始めてからと、
そのあとで計2回ほど血液検査を行いました。

結果は、肝機能に異常はありませんでした。

しかし、副作用とは別に
遺伝が原因の血中脂肪が多いと言われ、
思わぬショックを受けました(笑)


■イトラコナゾールは併用禁忌(きんき)がおおい

ここまで、読むと
「イトラコナゾールのほうがいい!」
と思った人が多いんじゃないでしょうか?

しかし、イトラコナゾールには、
併用して飲めない薬が多い
ため、
服用できない方もいます。

併用できない場合は、
残念ながらラミシール1択です(;^_^A


■再発率が低いのは?

治療費以外あまり見どころがない
ラミシールですが…

そう!ここで彼の出番です。
再発率が低いのはラミシールなんです!

海外の数値ではありますが、5年後の水虫再発率は、
ラミシールが約20%に対して、イトラコナゾールは約40%と約2倍になります。

この理由として、ラミシールが殺菌的にはたらくのに対して、
イトラコナゾールは殺菌から静菌的にはたらくのが、
理由だと言われています。

わたしはラミシールを使っていたからなのか、
完治してから1年ほどですが、
再発の兆しは、今のところありません(*’ω’*)

まとめ

いかがでしたでしょうか?
それでは、まとめますね。

ラミシール イトリコナゾール
有効率 約80%
治療費 約25,000円 約30,000円
服用期間 約180日 21日
治療期間 約6ヶ月 約3ヵ月
併用禁忌 少ない 多い
5年後の再発率 約20% 約40%
※数値はあくまで目安としてお考えください

爪水虫の治療を1回失敗して、
決意を固めラミシールで成功させた私なんですが、
もし、次に治療を行うとすれば…

イトラコナゾールですかね~。

理由を以下の2つで説明しますね。

  • 再発率
  • 治療・服用・通院期間の手間

有効率はいずれも80%ですが、ここに
5年後も再発していない確率を掛けると、

  • イトラコナゾール:約48%
    (80%×(1-40%)=48%)
  • ラミシール:約64%
    (80%×(1-20%)=64%)

と、ここまではラミシールが
かなり優秀になっています。

しかし、有効率である80%を得るためには、
治療をしっかり完了させる必要があるんです。

ラミシールが半年の間、
毎日薬を飲み続け、毎月通院するのに比べて、
イトラコナゾールの手間はその半分以下です。

仮に、ラミシールでの治療完了率が
70%であった場合、64%×70%=44.8%となり、
イトラコナゾールよりも5年後の完治率が低くなってしまいます。

そのため、私が一度治療が面倒で、
失敗したことを考えると、
イトラコナゾールを選びますね。

お金に関しても、ラミシールは治療費がやすいですが、
途中でやめてしまえば、効果も得られず、
お金をただ浪費しただけ、になってしまいますからね。

しっかりと6か月間治療を行えるという方は、
ラミシールを、治療をあきらめてしまうかもしれない…
という方はイトラコナゾールが良いでしょう(*’ω’*)b

爪水虫の治療のコツなどの、
水虫に役立つ記事のまとめはこちらです。
 ↓     ↓

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